2009年8月31日月曜日

中古マンション購入のリスク

中古マンション購入のリスクというのはデメリットと重複するかもしれませんが、どのようなリスクがあるのか知ったうえで購入するというのがいいでしょう。

中古マンション購入のリスクとして、まず設計や建築に手抜きがあるというケースがあります。中古物件を色々とみているとバブルの時代に建てられたものもたくさんあると思いますが、この時代は臨時の日雇いで建築に携わった人が多くいました。その結果、ずさんな手抜き工事を行っていたということがあります。

また法律の適用範囲外の物件がある可能性があることも中古マンションのリスクとしてあげられます。今、中古マンション市場では平成12年の春前の物件とそれ以降の物件では価格の差が大きくて資産価値もかなり違っているといわれています。

最近中古マンションのリスクとして多いのが、販売会社が破産してしまうというケースです。そういった場合、管理組合自体もいっしょに破たんしてしまったために、修繕積立してきたお金についても管理がされていなかったために、あとからお金がかなりかかってしまうというケースがリスクとしてあげられます。

では、中古マンションに起こりがちなこのようなリスクを避けるためにはどうすればいいのでしょうか。まずは、中古マンションを購入する際に不動産インスペクションを利用した方がいいでしょう。これは一般の一級建築士などが、中古マンションの建物診断を行ってくれるというものです。費用は10万円位かかりますが、それでも、専門家が建物についてきちんと診断してくれますから安心して購入できます。

0 件のコメント:

コメントを投稿